Ingredients
Method
下準備
- 生姜はたっぷりと使って、少し厚めの薄切りにする。皮を剥くかどうかは好みによるが、香りという点では皮つきの方が香りは良い。
- クコの実は水か酒で戻しておく。こうするとふっくらと仕上がりる。
本調理
- 鍋に多めのごま油を注ぎ、生姜を加えてカリカリになるまで弱火~中火でじっくりと炒める。食材も調理法もシンプルなだけに、焦がしてしまうと苦味が全面に出てしまうので十分に気を付ける。
- 生姜がカリカリになれば、軽く塩を振った鶏肉を加えて焼き色がつくまで炒める。“麻油鶏”の出汁は鶏肉からの旨味のみでとるので、鶏肉は骨つきのものがおすすめ。本場では鶏を骨ごとぶつ切りにして入れて作っていることが多い。
- 米酒をひたひたに注ぎ、じっくりと煮込む。個人的には水は入れずに米酒のみで仕上げるのがオススメ。もちろん 酒の香りは強くなるが、コクが断然 異なる。また薬膳という意味なら、月子餐の話の通り米酒のみで作るのが本来的...だが、好みが分かれるところなので米酒の半量ほどを水に変えるのも良い。
- 肉が柔らかくなるまでじっくりと煮込む。煮込みが進むうちに食材の旨味が滲み出て、煮汁が徐々に濁り濃厚な味に仕上がっていく。十分に煮込んだら味を見て、もし味が足りないようなら塩少々を加えて調味する。
- 最後にクコの実を加えて、さらに5分ほど煮れば完成。 これで薬膳スープ”麻油鶏”の出来上がり。 请吃吧!! 台湾で愛される味を是非ともご賞味あれ。
Notes
骨つき鶏肉がオススメですが、手に入らない場合は骨なしの胸肉やもも肉などでも十分美味しい”麻油鶏”を作ることができます。その場合は鶏ガラを合わせて使っても良いでしょう。
米酒の量は好みで調節してください。かなり強いお酒ですので入れるほどに、コクや旨味は増しますがお酒の香りも強くなります。お酒が苦手な方には少し抵抗あるかもしれませんので、適宜水の割合を増やすなりして調節すると良いでしょう。
ちなみにアルコール度数が高いので、加熱時間が短すぎるとアルコールが抜けきらず、食べたら酔っ払う可能性もありますので注意しましょう。加えて、吹きこぼれの際に引火することがありますのでその点も留意しましょう。