Dillkött
スウェーデンの伝統的な煮込み料理。柔らかく煮込んだお肉をクリーミーで甘酸っぱいディルのソースで絡めた一品。伝統的には仔牛肉を使用するが、通常の牛肉やラム肉でも美味しく作れる。
Prep Time 1 hour hr
Cook Time 2 hours hrs
Course Main Course
Cuisine Swedish
- 500 g 牛肉 シチュー用の塊
- 1/2 本 リーキ なければ玉ねぎ(中)1個で代用
- 1 本 人参
- 小さじ 2 乾燥ディル
ディルソース
- 100 ml ブイヨン *煮汁
- 100 ml 生クリーム
- 1 大さじ crème fraîche
- 1 1/2 大さじ 砂糖
- 2 小さじ 塩
- 2 大さじ 白ワインヴィネガー
- 20 g バター
- 2 大さじ 小麦粉
- このみの量 乾燥ディル
下準備1:肉の下準備
肉は軽く水洗いして表面の汚れを取ってから、一口大に切り分ける。
ボウルに水をはり、切り分けた肉を洗う。ここである程度 表面の血合いを落としておく。
塩水(5%~8%ほど)を用意し、切り分けた肉を入れ30分~1時間ほどつけておく。これにより、肉に下味が染み込むとともに、血抜きができる。また、この工程により肉も柔らかくなる。
本調理
血抜きをした肉を鍋に入れ、ひたひたに浸かるまで水を注いで火にかける。
お湯が沸々と煮立ち、肉のアクも出なくなれば、人参とリーキも鍋に入れる。煮込みの際には、白胡椒とベイリーフに加え、乾燥ディル(生のディルだと煮込むうちに色が悪くなる)を一緒に煮込む。
鍋の蓋をして、吹きこぼれないくらいの火加減で肉が柔らかくなるまでじっくりコトコトと1時間ほど煮込む。
十分に煮込めたら、濾して具材と煮汁を分ける。*煮汁の出汁が薄い場合は、固形ブイヨンなどを加えても良いが、あまり濃くしすぎないように注意する。
ディルソース作り
フライパンにバターを溶かし、焦がさないように気をつけながら小麦粉を炒め、ルーを作る。
生クリームを半量ほど加えてダマができないように気をつけながらルーを伸ばしていく。煮汁よりも先に生クリームを加えるとダマになりにくい。
続いて、漉した煮汁を注ぎ、伸ばしていく。
crème fraîcheを加え、均一になるように溶かす。
砂糖と塩を加えて味を整える。
さらに白ワインビネガーを加える。
ディルを加える。
仕上げに残りの生クリームを加えて、濃度を調整する。
茹で上げていた肉と野菜を皿に盛り付け、上からたっぷりとディルソースをかけて完成。