Janssons frestelse(ヤンソンの誘惑)
じゃがいも、玉ねぎ、アンチョビを重ねてオーブンで焼き上げたスウェーデンの伝統料理。クリスマスディナーにも登場する定番のご馳走の一つ。
Prep Time 30 minutes mins
Cook Time 1 hour hr 30 minutes mins
Course Main Course
Cuisine Swedish
- 1 kg じゃがいも
- 2 個 玉ねぎ
- 200 g スウェーデン アンチョビ *つけ汁も含めた重量。*通常のアンチョビを使う場合はフィレ20枚ほどで代用。この場合は砂糖、ワインヴィネガーを各目安量は大さじ2ずつ程度とオールスパイス&ローリエ大さじ1程度加えても良い。
- 400 ml 生クリーム
- 適量 パン粉
- 適量 バター 耐熱容器に塗るための分
- 10 g バター 仕上げ用
下準備 : 材料の下処理
じゃがいもは全て洗って、皮を剥いておく。
その後じゃがいもは細めの千切りにする。千切りにした後に水にさらすことはしない。水に晒すと 澱粉質が流れ落ちてしまい、出来上がりのクリーミーさと美味しさが損なわれてしまう。
耐熱容器の内側全面にバターを塗る。バターは常温に出しておくと、柔らかくなって塗りやすくなる。使用する耐熱容器は大き過ぎないもの、材料全てがぴったり入るようなサイズのものを選ぶ。*容器のサイズ選びは調理上で重要になる。 千切りにしたじゃがいもを耐熱容器に入れる。
玉ねぎは薄切りにする。生のままオーブンで焼くことで火を入れるので、できる限り薄く切る。
玉ねぎも同様に耐熱容器に入れる。とりあえず、この段階ではじゃがいもの上に乗せて置ければ良い。
アンチョビの準備をする。アンチョビはフィレだけでなくつけ汁も使用するので、捨てないように。*イタリア アンチョビを使う場合は、スウェーデンアンチョビと同量を使ってしまうと塩辛くなり過ぎてしまうので、フィレ15~20枚程度を使用する。 アンチョビのフィレのみを玉ねぎの上に乗せて、全体に混ぜる。この際、お箸などでなく手を使って満遍なくしっかりと混ぜ合わせる。
生クリームを全体に満遍なく注ぐ。生クリームの量は400mlと書いたが、具材が浸っていないと火が通り切らず半生に仕上がることもあるので、最低7~8割 程度浸るくらいは欲しい。*このため、上記の通り容器の大きさが重要になる。生クリームだけで足りなければミルクでかさを増すと良い。 さらにアンチョビの漬け汁も満遍なく注ぐ。イタリアン アンチョビを使用する際は、好みで砂糖、ワインヴィネガーを各大さじ2ずつとオールスパイス、ローリエ大さじ1を加えると良い。
オーブンに入れる前に表面にパン粉を散らし、その上からバター10gほどを何個かに細かく切りわけたものを散らす。
本調理 : オーブンで焼き上げる
200度に予熱したオーブンでしっかりと1時間以上焼く。
こちらが焼いている間の状況。生クリームがしっかりと沸騰していることが重要。
表面に色良く焼き色が付いたら完成。火の通りが心配ならじゃがいもを数本食べてみて確かめると良い。