Ingredients
Method
- にんにくと玉ねぎは皮をむいて芽を除いてから、みじん切りにする。食べる際にムール貝の邪魔にならないように、なるべく細かく切るようにする。
- 鍋にオリーブオイルをたっぷりと注ぎ、にんにくと唐辛子を入れてじっくりと炒めて香りと辛みを引き出す。さらに玉ねぎも加えて甘みを引き出すようにじっくりと炒める。
- ムール貝は砂抜きをする必要はないので、貝殻の汚れを落とせば十分。足糸はハサミなどで切りとり、藻等はたわしなどで磨いてきれいに取り去る。 鍋にした処理を終えたムール貝を加え、塩を一掴みと白ワインをたっぷり注ぎ、蓋をして蒸す。
- 殻が全て開ききったら、一旦鍋を火からおろしてムール貝を取り出す(ムール貝を入れたまま調理を進めてしまうと、身が縮んでしまう)。 ムール貝の旨味が詰まった蒸し汁はスープの要となるので、捨てたり焦がしたりしないように気をつける。
- ムール貝を取り出した後、鍋に残った蒸し汁にホールトマトを加える。ホールトマトはしっかりと潰しておく。
- 水分が少ないようなら適宜水も加えて、中火でじっくりと30~40分ほど煮込む。好みでローリエやタイムなどのハーブを加えても良い。
- トマトソースを少し伸ばしたくらいの濃度までに煮詰まったら、取り出しておいたムール貝を戻す。もともと水分量の少ないズッパなのでこのままでも良いが、好みで水を加えて調整、調味する。
- 最後に、ブラックペッパーを挽き散らし、パセリを飾れば完成。
Notes
玉ねぎは入れても入れなくても良いが(むしろ入れていないレシピの方が多い印象がある)、スープの味としては玉ねぎを入れた方が奥行きが出る。 ただ、入れすぎるとせっかくのムール貝の味を邪魔してしまうので、入れるとしても控えめにしておくと良い。 ムール貝の味をダイレクトに感じたいという場合は、玉ねぎを入れなくても良いが、魚介を複数入れる場合は、味の土台として玉ねぎは入れておいたほうが良い。