“Poutine:プーティン”カナダの国民食。類稀なるジャンクフード。

Poutine:プーティンとは…

Poutineとは、カナダ料理の代表的な料理とされる一品で、カナダの国民食とも言われるものである。

料理としては、揚げたてのフレンチフライの上にチーズを散らし、グレイビーソースをかけるという類稀なジャンクフードである。

私自身、カナダの片田舎に研究調査で出張に行くまでその存在を知らなかっただが、初めて見た時の衝撃はそれはそれは鮮烈なものだった。

その時は約1週間カナダ北東の辺境の地に滞在したのだが、街にレストランが一軒しかなく、メニューもそれほど豊富ではなかったため、ほぼ毎食プーティーンを食べていたことを覚えている。こちらは、そのレストランでハンバーガーの付け合わせで提供されたプーティン。単品で注文すると、この3倍ほどの量になる。

私のテーブルの他でも各テーブル最低1皿はプーティンを頼んでおり、現地の人々は”とりあえずプーティン”くらいの軽い感覚で注文するようである。個人的な印象としては現地の人々は、日本でいう”白ご飯”のような感覚でプーティンを食べているよう…。

ちなみに、カナダ人との会話中にプーティンの話題になると、皆一様に苦笑、ないし少し微妙な反応を示すことがあるので、本人たちもプーティンがどれほどジャンクな食べ物なのかという自覚はあるらしい。

では、Poutineの本格的な作り方を紹介しよう。

Poutineの本格レシピ

Poutine:プーティン

カナダの国民食。揚げたてのフレンチフライにチーズとグレイビーソースをたっぷりとかけた一品。
Prep Time 20 minutes
Cook Time 10 minutes
Course Main Course
Cuisine Canadian food

Ingredients
  

  • 500 g 冷凍ポテト
  • 適量
  • 適量
  • 15 g ピザ用チーズ 好みで調節して良い

グレイビーソース

  • 15 g バター
  • 1 1/2 大さじ 小麦粉
  • 1 カップ ブイヨン
  • 1 大さじ 生クリーム

Instructions
 

グレイビーソース作り

  • フラパンにバターを入れ、焦がさないように気をつけながら弱火〜中火で溶かす。
  • 小麦粉を加える。
  • 小麦粉に満遍なくバターを吸わせるようにして炒める。
  • 小麦粉がダマにならないようにブイヨンを少しずつ加えながら、馴染ませていく。この手順が苦手なら生クリームを先に加えても良い。生クリームは水や牛乳に比べてダマなく馴染みやすい。
  • 生クリームを加える。
  • 焦げ付かないようにかき混ぜながら、このみの濃度になるまで煮詰め、仕上げに必要なら塩胡椒で調味する。

フライドポテトを揚げる

  • 鍋やフライヤーに十分量の油を注ぎ、180~200度まで加熱しておく。
  • 冷凍のポテトを揚げていく。一度に大量に入れると、油の温度が下がるので注意。
  • ポテトが浮いてきてカリッと仕上がれば取り出す。
  • キッチンペーパーなどの上にあけ、油は十分に切っておく。

仕上げ

  • フレンチフライを皿に盛り付け、軽く塩をする。
  • 次に、ピザ用のシュレッドチーズを散らす。
  • 最後に熱々のグレイビーソースを回しがければ完成。
  • ポテトとグレイビーの熱さでチーズがとろけるので、あとは好きに食べれば良し。

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