Kåldolmar スウェーデン風ロールキャベツ
Kåldolmar とは、スウェーデン風のロールキャベツである。スウェーデン語でkålはキャベツ、dolmarはドルマ(dolma:トルコ語で”stuffed(詰め物)”を意味する料理)を意味するので、直訳すると”キャベツの詰め物料理”といったところだろうか。
国として移民の受け入れに積極的なこともあり、スウェーデンでは日本食も含め様々な国の食文化が広く受け入れられている。その一方で、スウェーデンには伝統的な料理もまた多く、スウェーデン人たちから愛されている。
このkåldolmarもそれらの最も古い伝統料理の一つであり、その起源は18世紀まで遡ると言われている。真偽の程は不明であるが、kottbllar同様にカール12世がトルコから持ち込んだ料理だと言われているらしい。
さて、このスウェーデン風のロールキャベツがどんなものかというと…
日本でロールキャベツというと、多くの場合煮込み料理という認識で間違い無いと思うが、このkåldolmarはオーブン料理である。そして、多くの場合詰め物にはひき肉や玉ねぎに加えてお米(ミルク粥)を含め、さらにスウェーデン料理に頻出のスパイスであるオールスパイスも使用される。
そして、オーブンで焼き上げる際にはシロップをかけて焼き上げ、ほんのりと甘く仕上げ、提供時には生クリームを使った濃厚なクリームソースとリンゴンベリーをかけるという、まさにスウェーデンらしい食べ方がなされることも特徴。付け合わせには茹でたジャガイモやマッシュポテトなどが好まれる。
では、kåldolmarのレシピを紹介しよう。
kåldolmar の本格レシピ
*本レシピは公開後一定期間が経過したので有料化しました。