Käse suppeとは…

Käse suppe(ケーゼズッペ)。

ドイツ語でKäseはチーズ、 suppeはスープを意味する。つまり、Käse suppe というのはチーズスープの事である。

そうKäse suppeとは正真正銘、誤魔化しのない本当に本当のチーズのスープなのである。

トマトスープにパルメザンチーズを散らしたり、オニオングラタンスープにグリュイエールチーズを載せて焼いたりするようなチーズをトッピングしただけのスープとは一線を画す”チーズそのものが主たる具材”となるスープなのである。

実は、チーズはドイツの名産物の一つなのであり、チーズをたっぷりと使った栄養価満点のKäse suppeはドイツ家庭でよく食べられる料理の一つである。

多くの日本人にとって、ドイツといって思い浮かぶものは”ビールにソーセージ、多少詳しい人ならアイスワイン、ドイツパン、そして春のspargel(ホワイトアスパラガス)なども挙がるだろうが、”ドイツ=チーズ”という認識を持っている人はなかなか稀かもしれない。しかし、実際はドイツはチーズ生産量世界トップクラス(世界2位だったか…？)のチーズ大国なのである。

ちなみにチーズは栄養価が高く、身体の維持に必要な栄養素がすべて備わっているのだとか…(自分で調べたわけではないので真偽は不明)。

biersuppe(ビールのスープ)もそうだが、ドイツのsuppe(スープ)は一皿でお腹も膨れて栄養も取れる合理的なものが多い。

では、心も身体も温まる”Käse suppe”の本格レシピを紹介しよう。