Penne alla vodkaとは…

“Penne alla vodka”とは、イタリア料理のPrimo piattoの一つで、トマトベースのパスタの一種。

名前の通り材料にvodkaを使用し、多くの場合生クリームも使用される。

1980年代初頭ごろからイタリアだけでなくアメリカでも人気が高まり、Italian-americanの代表的なメニューとして定着している(イタリアにおいてはそれ以前からも一般的な料理だったと考えられている)。

他の多くのパスタ料理同様、Penne alla vodkaに関してもその起源は明らかではない。Bolognaのレストランで生み出されたという説や、ローマ人のシェフがウォッカ会社のために開発したという説などがある。さらにはイタリア系アメリカ人のシェフによってニューヨークで開発された(イタリアではなくItalian-americanに期限を求める)。この話ではPata alla russiaという名前で広まったとも言われている。

Pasta料理にvodkaが使われた初めての記録は1970年代前半であり、あるイタリア人俳優が出版したレシピ本の中にPasta all’allabbiataのバリエーションの一つとしてvodkaを加えたPenne all’infuriateの名前で紹介されている。

ちなみにPenne all’infuriateというのは”furious pasta(激怒したパスタ)”という意味であり、”怒れるパスタ(Pasta all’allabbiata)”を踏まえた名前となっている。

では、今回は”Penne alla vodka”の本格的な作り方を紹介しよう。